婦人科

思春期外来

思春期における月経に関する主な症状について


無月経
・原発性無月経(月経が一度も発来していない状態)
定義では「満18歳を過ぎても初経(初めての月経)を認めないこと」とされます。日本の初経発来の平均年齢は12歳で、14歳までに約98%の人で月経が始まります。これ以降の年齢であれば一度精密検査を受けたほうがよいと思われます。
⇒ 検査:ホルモンの異常、子宮や卵巣の異常、膣の異常などないかをみます。
・続発性無月経
月経が3か月以上停止している状態を言います。一般的な無月経はこの続発性無月経をいいます。
⇒ 検査・治療:血液検査(ホルモン検査)、超音波検査等を行います。原因に応じた治療を行いますが、多くはホルモン剤や漢方薬の治療が中心になります。治療は短期間で終了する場合もあれば、長期間基礎体温をつけながら様子をみる場合もあります。

月経の異常
月経とは通常1ヶ月位の間隔で起こり限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの出血をいいます。
・間隔の異常:3週間未満か2ヶ月以上空くこと
・量の異常:ほとんど血が出ない、もしくは塊が出る
・期間の異常:10日以上止まらない
⇒ 検査:貧血やホルモンの異常がないかの血液検査や、腹部超音波検査等を行います。

月経困難症(月経時の痛み)
誰にでも多少の月経痛はありますが、生活に支障があるほどの痛みがある場合を月経困難症とよびます。
⇒ 検査:子宮や卵巣に異常がないか超音波検査をします。鎮痛薬、経口避妊薬(低用量ピル)、漢方療法などの治療法があります。※経口避妊薬 (低用量ピル)は保険診療でおこないます。

※予約は不要です。

婦人科

  1. がん検診

    がん検診

    子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん(子宮内膜がん)」の2種類があります。 それぞれ1年に1度の検診をおすすめしています。

  2. 思春期外来

    思春期外来

    思春期における婦人科の主な症状、主に月経に関する症状について診察、検査、治療を行います。

  3. 更年期外来

    更年期外来

    症状には個人差がありますので、悲観的に捉えず、上手に付き合っていくことが大事です。 まずはご相談ください。

  4. 不妊外来

    不妊外来

    体外受精を除く、不妊一般のご相談に応じます。 治療に際して抵抗がある方も多いようですが、「不妊かな?」と思ったら先ずはご相談ください。

  5. 禁煙外来

    禁煙外来

    大切な命のために、禁煙しませんか? 当院は保険診療でニコチン依存症を治療できる施設に認定されています。

  6. ブライダルチェック

    ブライダルチェック

    ご結婚前に自分の身体をチェックしておくことが大切です。妊娠や出産に障害のある産婦人科的な問題の有無をチェックいたします。

  7. 婦人科疾患

    婦人科疾患

    子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、STD(性感染症)などの検査・治療いたします。定期的に検診を行うことが早期発見へとつながります。

  8. 避妊相談

    避妊相談

    正しい避妊を身につけることは望まない妊娠をしないためにも非常に大切です。ピル、リングなどについてご相談に応じます。

  9. 子宮頸がん予防ワクチン

    子宮頸がん予防ワクチン

    正しい知識をもっていれば、自分で予防できる子宮頸がん。大切なあなたのからだを守るために、予防ワクチンをご検討ください。

  10. 経口中絶薬(飲む中絶薬)

    経口中絶薬(飲む中絶薬)

    飲む中絶薬の取り扱いを行っています。妊娠9週までの方が対象になります。詳しくは受診の上ご相談ください。

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